RawTherapeeでDCPプロファイルを使う

2019年5月29日水曜日

RawTherapee 現像 写真

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最近RawTherapeeでRAW現像するのにハマっている。
RAWpediaを見ながら、使いこなせるようになりたいと思っているところ。
インストール方法や使い方などはほかのサイトでも見られますが、もう少し具体的にということで、自分の方法を書いてみたら参考になるかな、と。
ということでまず、

RawTherapeeを使い始める前にプロファイルの設定をやっておくとよいのかもしれない


RawPediaを読んでいくと初めに
Raw画像を開いた時のプレビュー画像とカメラ出しのJPEG画像の映りが違う
という記載がある。
自分はPentax K-3IIなのだけど、普段RAW+JPEGで撮っているので、その違いに初めは戸惑った。カメラ付属のソフト(DigitalCameraUtility5)で開いたRAWと全然色味が違う。でも、上の記述を読めば納得。
純正のRAW現像ソフトやカメラで見るRAWもある程度仕上がった状態というわけだったのだ。
いやーでもRawTherapeeでもやっぱり同じような感じから始めたいとか、思うわけ。その状態で現像をはじめるには?というときに必要なのが、DCPプロファイル。

DCPプロファイルについてはrawpediaの”DCPプロファイルとは?何故必要なのか?”を参考に そのカメラのDCPプロファイルを読み込んでRawを開くと色味などがカメラの設定と近い状態で開けるというわけ。その方が取り掛かりやすいのでは?と思う。



pentaxの場合はPENTAXのFacebookに
Adobe Lightroom CC 2015.6、Adobe Lightroom 6.6およびAdobe Camera Raw 9.6にPENTAX用のカメラマッチングカラープロファイルが追加されました。このアップデートには、当社からもアドビ社に情報をご提供するなどのご協力をさせていただきました。対応カメラはPENTAX 645Z、PENTAX K-1、PENTAX K-3 IIの3つになります。雅(MIYABI)、鮮やか、風景、人物、ナチュラルの5つのカラープロファイルがLightroomに登録されています。当社でも使ってみましたが、これら5つについてはカメラ内RAW現像と比較しても色味はかなりいい感じなのではないかと思います。対応カメラをお持ちの方で、Lightroomをお使いの場合はぜひお試しください。雅(MIYABI)、鮮やか、風景、人物、ナチュラルの5つのカラープロファイルがLightroomに登録されています
と記載されているのを見つけた。
これ以外のカスタムイメージで撮影している場合は使えないが、自分はいつも「鮮やか」かクロスプロセスで撮ることが多いので「鮮やか」は使えそう。
(ほんとはクロスプロセスのプロファイルがあればいいのだけど)
Lightroomを持っていなくても、AdobeDNGConverterをインストールすればDCPプロファイルは入手できるようで、DCPプロファイルの入手方法はこのページ「LCPとDCPプロファイルを取得する方法」に書いてある。
設定の方法など、まとめてみたのが以下

大まかな手順

  1. AdobeDNGコンバータをインストールする。
  2. 使いたいDCPファイルを探してコピーする。
  3. それをRawTherapeeに読み込ませるように設定する。
これだけ。

設定方法

DNGConverter

pentaxK-3II&windows10の場合で書きますが、
初めに DNGConverter(→google検索)をインストールしDCPファイルを任意のフォルダにコピーする。インストール後、以下の場所を開く。
標準的なDCPは
%ALLUSERSPROFILE%\Adobe\CameraRaw\CameraProfiles\Adobe Standard
カメラ固有のDCPは
%ALLUSERSPROFILE%\Adobe\CameraRaw\CameraProfiles\Camera
(↑の文字列をコピーしてから、windowsキーとRを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、そこに貼り付けると一発でフォルダが開けます)




これらのフォルダを開いて、使いたいカメラのDCPファイルを任意のフォルダを作ってコピーしておきます。(コピーしなくてもいいのだが、した方が扱いやすい)
私はPENTAX k-3 II なので、その名前が入っているファイルをコピー



RawTherapeeを起動します。

一旦適当なRAWファイルを開いてみます。
Defaultのプロファイルで処理された写真がこれ。




カラータブ→カラーマネジメント→入力プロファイルを確認してみます。
初めはカメラの標準的プロファイルとなっています。

またDefaultのプロファイルだと、トーンカーブ自動調整がかかっているのでこれをいったんリセットします。(露光タブ→トーンカーブ自動調整、フィルム調の横のリセットボタンを押します。)
これでリセットがかかりました。

またカラータブのカラーマネジメントに戻り、
カスタムをチェックし、上で保存したDCPファイルを読み込ませるようにしてみると




これだけで色味が変化しますね。
DCPトーンカーブ、ルックテーブル、基本露出オフセットはON。
カメラのカスタムイメージに近づきました。
(これは好みに応じてでも良さそうだけど、カラーマネジメントを参考に)
RAWを開くたび、この設定をすればよいのです。
これだけ。

毎回これを読み込ませるのは面倒なので、Defaultの設定にしてしまうのが楽。
次にその設定方法。


デフォルトのプロファイルを設定する



画面は先ほどのまま、プロファイルを保存します



Defaultで保存される場所は
%USERPROFILE%\AppData\Local\RawTherapee\profiles
このままここに保存。
(RawPediaのファイルパスについての説明を参照)

今回は、K-3II-bright としておきました。
左下にある設定ボタンをクリックし、設定画面の画像処理タブを開きます。


rawの画像処理のデフォルトは[Auto-Matched Curve ISO-Low]という設定になっていました。

これを先ほど保存したプロファイルに変更します。

これでRAWを開くと、その都度このプロファイルが読み込まれるようになります。
いつも同じカメラで同じ設定あればこの設定で良いと思いますが、違うカメラでも撮っている場合は毎回この設定だと困る場合もありますよね。
カメラごとに違うDCPプロファイルを自動で適用する方法もあるようなので、また今度

その後仕上げた写真がこちら(クリックするとPHOTOHITOのサイトに飛びます)
道端

レンズはこれ↓

QooQ